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zoom RSS 七夕の浮世絵 中編

<<   作成日時 : 2018/07/01 20:00   >>

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古事記の時代にさかのぼる神様に織布を捧げる「棚機女(たなばたつめ)」の信仰に、中国から伝わった織女に裁縫や芸事の上達を祈る乞巧奠の習慣があわさり始まったとされる七夕祭り。
江戸時代には七夕の節句は庶民の間にも広がり、短冊に願い事を書いて笹に吊るす習慣も一般的になったようです。
江戸時代の錦絵の世界に、涼を運ぶ七夕の装いや風物を探してみました。

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浮世美人十二箇月 七月 星まつり
渓斎英泉 文政頃(1818-30)

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十二ヶ月之内「七月七夕」
渓斉英泉 江戸後期

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五節句之内 七月乞巧奠
渓斉英泉 天保14年(1843)

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見立松竹梅の内 たなばたの竹
歌川芳玉 天保14年(1843)

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豊歳五節句遊「七夕の節句」
歌川国貞 天保14年〜弘化3年頃(1843-1846)
芳玉のたなばたの竹と同じ図である。

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短冊を飾る美人の装いは、なんと鼠柄!

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七夕の飾り付けする男女
鈴木春信 明和5から6年(1768から1769)

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七夕祭りの夏
一鴨斎芳藤 江戸時代

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牽牛と織女・七夕祭
奥村政信 江戸時代 所蔵:熱海美術館
・天上では天の川を挟んで織女と牽牛が会っています。
・左の鳥はカササギで羽を並べて天の川を渡ります。
・地上では五色の願いの糸で結んだ笹を立て、短冊に願い事を書いて
 吊るします。笹に着物が掛かっているのは機織りの上達を願っています。
・芸事の上達も願って太鼓、琵琶、笙、琴などの楽器があります。
・台の上には歌や文字の上達を願い書く梶の葉もあります。
 (サトイモの葉に溜まった露で墨を磨り梶の葉に書きます。)
・機織りの上達を願って糸巻きに巻かれた糸も置かれています。
・台の真ん中の供え物は素麵です。
 もともとは索餅(さくべい)と呼ばれる菓子を七夕の日に食べると瘧
(おこり:熱病)に罹らないという中国の伝承がもとですが、索餅が
 索麺(さくめん)になり素麺(そうめん)になりました。
 江戸時代、商家では七夕に得意先へ素麵を届けました。
 (お中元に素麺を贈る習わしは現在も続いていますね。)

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子宝五節遊 七夕
鳥居清長 享和元年(1801)
子供たちは硯を洗い字の上達を願いました。

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七夕遊びに興じる遊女と若衆
初代鳥居清倍 享保3年(1718)

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ふみ月 たなばた草市
勝川春章 安永元年-四年(1772-75)

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風流、風俗画 七夕準備
喜多川歌麿 寛政11年(1799年)

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東風俗五節句合 七夕
栄松斎長喜 寛政7年(1795)

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七夕の不二
天保5年(1834)




七夕の浮世絵 後編に続く


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